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公演予定

10月15日公演「ヤナと雪男」


イギリスの人形劇団が来日、日本初公演です。
詳しくは下記をご覧ください。

公演日程

5月28日、6月18日、7月2日公演「セロ弾きのゴーシュ」は終了しました


2023年5月28日(日) 10:30・14:00 しいの実シアター
   6月18日(日) 10:30・14:00
7月2日(日) 10:30・14:00


『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業
助成 :
文化庁
文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業
(アートキャラバン2) | 独立行政法人日本芸術文化振興会

作品紹介

初演から 32 年、上演回数 200 回、 世界で4 万人以上が観劇した
宮沢賢治原作「セロ弾きのゴーシュ」。

海外の演劇祭で6つの国際賞を受賞した、
劇団あしぶえ、渾身の舞台です。
長きに渡る上演を経たからこそ 見えてきた解釈と表現!



*あらすじ*

ゴーシュは、
いつも叱られてばかり
でも、どうすればいいかわかわない
だから、やみくもにやるしかなかった
そんなところに、カッコウがきて
いろいろ教えてくれたのに
だいじなことにまるで気がつかなくて
おどして、けがをさせてしまった・・・

後になって自分の弱さが解った時、
夜空にむかってつぶやくのだった





原作 宮沢 賢治
構成・演出 園山 土筆



32年の間、 「ゴーシュ」の舞台創りに関わってくださった皆さんと、

応援し続けてくださった国内外の皆さんに感謝を!

 

「セロ弾きのゴーシュ」の初演は、1989年12月3日。

会場は、松江市砂子町の「あしぶえ50人劇場」だった。

制作費用を50席で割ると、46ステージ上演しないと採算が合わない。

だから、1年間に46回上演しますとぶち上げた。

ところがいざ開幕してみると、これは気の遠くなるような数字だった。

1週間おきの土・日に中国地方の各地から劇団員が集まって、リハ・本番を。

加えて、観客からは、「難しい」「わからない」「面白くない」と言われ続けた。

たった4人の観客に、団員20人ほどが狭い舞台裏で悔しがっていたことも。

挙句の果てに、「まだやってるの」「違う作品なら観にいく」と。

難しい作品であってもユーモラスなものを感じて上演を決めたのだが、

まさか、こんなに長く悩んで作り直し続けるとは思ってもみなかった。

舞台装置も衣装も小道具も音楽も照明も、もちろん演出もなにもかも

何度変えたことだろう。

 

でも、今は、それほどの作品であったのだから、と思い、

やっと、解りはじめたゴーシュを大切にしてきてよかったと思う。

観客からは「何度も観たい」と言われ、

何人もの演出家から「初めて解った」と言われ、

演劇に縁を感じていなかった人たちからも「心が動いた」と言われるようになった。

 

あれから32年、宮沢賢治に悩まされ続け、やっと解ったような気がする。

32年の間に共に悩んだ舞台スタッフ、多くの劇団員にお礼の気持ちを伝えたい。

そして、長い間応援してくださった国内外の皆さん、ありがとうございました。

 

   2023年春                      園山土筆

ゲネプロ公開

あしぶえでは、「演劇」に親しみをもっていただくため、
「本番日の前日に行う本番と同じような稽古」=「ゲネプロ」を全て公開しています !

公演日は、仕事で観に行けない …
演劇を観たことないけど、ちょっと観てみたい、
本番で子どもが飽きないか不安 …
演劇を創るところを見てみたい !


そんな皆様に、ぜひおススメしたいのが、こちらのゲネプロ公開です。
どうぞ、お気軽にお越しください。

日程 5月 27 日 (土)・6月17日(土)・7月1日(土) 20:00から1時間程度
料金 子ども 300 円 ※ 18 歳以下
大人 500 円
申込 0852-54-2400
当日の申し込みも歓迎 !


時間は、多少前後する可能性があります。
また、お座りいただく席は、指定させていただいております。
劇場内には、早めにお入りいただけますので、どうぞ余裕を持ってお越しください。
また、ゲネプロ終了後は、もっと良くするため短いシーンの稽古を行う場合があります。
よろしければ、そちらもご覧ください。

※日々の稽古も無料公開しています。
 日時については、お問い合わせください。